【SHANONマーケティングブログ】現状把握能力の高いマーケターが、インバウンド対策の柱になる

現状把握能力の高いマーケターが、インバウンド 対策の柱になる | シャノンのマーケティングブログ

2011年に創業した株式会社ナイトレイは、SNSユーザーのロケーションデータの情報を軸に、行動解析データの提供やコンサルティングに取り組んできました。 2015年からは、解析対象を訪日外国人に特化した「inbound insight(インバウンド インサイト)事業」をスタートさせ、インバウント市場に注力するさまざまな企業から注目を集めています。 5,000件を上回る実績をもつ同社の代表取締役である石川豊氏に、ロケーションデータ 解析の必要性や特性、「inbound insight」のようなツールをインバウンドマーケティングにどのように生かすべきか、話を聞きました。 オリンピック以降も伸び続けるであろうインバウンド市場。好機を逃すな ―― まず、ロケーションデータ解析とはどのようなものか教えてください。 ロケーションデータ解析とは、スマートフォンやIoT時代ならではのタイムリーで膨大な場所に関するビッグデータを解析しながら、そこからマーケティングに必要な情報を抽出・提供することです。たとえば、東京モーターショーというイベントを例にとると、モーターショーの来場者はどこから来ているのか、イベントが終わったらどこでご飯を食べて、どのようにして帰っていくのか。交通系ICカードのログだけではわからないようなタイムリーな行動情報を導き出しています。イベント来場者の興味関心や、会場の周りの人気施設ランキングなど、感情にまつわる情報までタイムリーに解析できるのです。 私たちはそのロジックと独自技術を活かし、訪日外国人の行動解析に特化した、「inbount insight」というサービスを提供しています。 ―― マーケターはいま、インバウンド事業に注力すべきなのでしょうか? インバウンド需要は、東京オリンピックが開催される2020年以降も伸び続けて行くと見込まれています。かつての開催都市である北京、ロンドン、リオデジャネイロのインバウンド市場も伸び続けています。国の政策としても2020年以降も上昇曲線の青写真を描いていて、このインバウンド対策で、予算をかけながら注力をしてアクションしていた地方都市の結果が、今、少しずつ出始めています。

シャノンのマーケティングブログ

【掲載媒体】SHANONマーケティングブログ(SHANON運営)

【担当】代表取締役・石川豊氏 取材・撮影・執筆

【公開日】2017年12月20日

【URL】https://blog.shanon.co.jp/nightley-interview/




横山由希路 WRITER / EDITOR

よこやまゆきじ:フリーライター・編集者(撮影も可)。ぴあでの編集職等を経て、独立。広瀬宏之『「ウチの子、発達障害かも?」と思ったら最初に読む本』(永岡書店)の構成や書籍編集の他、NewsPicks、宣伝会議、Yahoo!ライフマガジン等でも執筆。得意ジャンルはプロ野球、介護、演劇、音楽、台湾等。宣伝会議 編集・ライター養成講座 東京33期生(最優秀賞)。上阪徹のブックライター塾3期生。